会いに行きたい

彼と私は友達関係を長い間、続けてきました。
その中には性差など存在しないと思っていましたし、
困れば支えあうし、彼が恋愛のことで煮詰まれば相談にも乗っていました。

彼に対してヤキモチなどを妬いたこともありませんでしたので
それが恋愛感情ではないと思って居たのですが
だからといって、恋心が生まれないというわけでもないようでした。

ある日、彼が少し落ち込んでいる時がありました。
心配ではあったのですが
「だったら今すぐに会いに行く」
という距離には住んでいませんでしたので、休みなどのタイミングがあったときに
話くらいは直接顔を合わせて聞いてあげたいなとは考えていました。

しかし、数日彼の落ち込みが続いていくのを感じたとき
私は居ても経っても居られなくなったのです。
5分でもいいから話を聞いてあげたい。ちゃんと顔を見て話を聞いてあげたい。
そう思った私は、3時間近く掛けて彼に会いに行きました。

普段は出不精の私がそうした行動を取るのはとても珍しく(笑)
その勢いは恋愛感情の芽生えにも繋がっていきました。

何年間も友達だったのに、ストンと恋に落ちてしまった・・・そんな感じでした。
戸惑う部分もありましたが、付き合いの長さの分だけ伝わるものも・感じるものもお互いにあったのだと思います。
交際に至るまでは不自然さ1つ無く進んで行くことが出来ました。